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元社長ら4人への賠償請求を棄却

横浜地裁 崩落事故で死亡の男女5人遺族が提訴の訴訟

 2012年の中央自動車道・笹子トンネル(山梨県)天井板崩落事故で死亡した男女5人の遺族が、中日本高速道路(名古屋市)と子会社の中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京(東京都新宿区)の元社長ら当時の役員4人に計2400万円の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁(市村弘裁判長)は16日、遺族側の請求を棄却する判決を言い渡した。

     事故を巡っては昨年12月、5人の遺族が両社を相手取り損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁が「適切な点検を怠り、防げる事故を回避できなかった」などと認め、会社側に約4億4000万円の賠償を命じ、判決が確定した。

     同じ遺族がこれとは別に14年2月、従業員に設備を点検を実施する計画を作らせて事故を回避する義務を怠ったなどとして提訴していた。

     市村裁判長は「(役員らは)天井板の構造、点検の結果やその方法を認識していなかった」と予見可能性を否定。会社側の管理態勢についても「重大な過失があったとは認められない」とした。

    【松本光樹】

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