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「レクサス」提供趣旨の会話記録

秘書と建設会社担当者 民主の大串氏が衆院予算委で公表

 道路工事に関する千葉県の建設会社と都市再生機構(UR)の補償交渉を巡り、甘利明前経済再生担当相の当時の公設秘書(先月辞任)と建設会社の総務担当者だった一色武氏(62)との間で、別の秘書(同)に一色氏が高級車「レクサス」(高級クラスで1000万円以上)を提供する趣旨の会話の記録を、民主党の大串博志氏が16日の衆院予算委員会で公表した。

     会話の記録は一色氏から提供された音声データ(約40秒)に基づくものとされ、昨年11月2日に神奈川県大和市の喫茶店で録音されたとしている。

     それによると、URに求める追加補償額の相談後、一色氏が公設秘書に「これでまとまっちゃうと思うんで。URの方が。○○さん(別の秘書)がレクサスでしたっけ」と発言し、公設秘書が「(別の秘書は)レクサス何色がいいか……」などと述べたとしている。大串氏は「おねだりし、成功報酬を求めていたのではないか」などと指摘した。

     一方、予算委で参考人の上西郁夫UR理事長は、大串氏から甘利氏の秘書らが補償交渉に関与していたのではないかと問われ、「同席していたということが関与していたと定義すれば、その通り」と述べ、秘書らの補償交渉への関与を認めた。だが一方で「(甘利氏側から)一切圧力を感じたとか、これでもって補償金額を上げろということはなかった」との従来の見解を繰り返した。URによると2013年以降秘書らと計12回面談した。

     甘利氏は先月28日の記者会見で、弁護士による秘書らへの聞き取りに基づき、13年の補償交渉について「話はしたので、あとは当事者同士でやってほしいということだった」などと介入を否定。その他の詳細なやり取りも調査するとした。一連の一色氏の証言について、甘利事務所はこれまでの毎日新聞の取材に「(甘利氏が)記者会見で述べた通り」としている。【樋岡徹也】

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