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首都アンカラの爆発、死者28人に

 【エルサレム大治朋子】トルコの首都アンカラの中心部で17日夜、大きな爆発があり、少なくとも28人が死亡、60人以上が負傷した。地元メディアが伝えた。トルコのクルトゥルムシュ副首相は「自動車爆弾によるテロ攻撃」と非難した。

     ロイター通信によると、治安当局者が反政府武装組織クルド労働者党(PKK)や過激派組織「イスラム国」(IS)による犯行の可能性を指摘したが、犯行声明は出ていない。

     現場は、軍の参謀本部や国会、首相官邸などが集中する地域。軍用車両6台が信号待ちで停止中、近くで爆弾を積んだ車が爆発したという。帰宅ラッシュの時間帯で、一般市民にも被害が出ている。

     エルドアン大統領は「国内外での攻撃に対し報復する決意はますます強まっている」との声明を発表、「テロとの戦い」を強化する意向を表明した。

     アンカラにある在トルコ日本大使館は、現時点で日本人が巻き込まれたとの情報はないとしている。

     事件を受け、エルドアン大統領はアゼルバイジャン訪問の予定を延期。ダウトオール首相もブリュッセルで開かれる難民問題を話し合う欧州連合(EU)の会合を欠席すると発表した。

     アンカラでは昨年10月、ISとの関係が指摘される男2人が自爆し、100人以上が犠牲になった。今年1月にも、最大都市イスタンブールでISによるとみられる自爆テロがあり、ドイツ人観光客ら少なくとも10人が死亡した。

     トルコは昨年7月、対IS空爆への参加を表明。同時にPKK拠点への攻撃を再開し、ISやPKKによる報復とみられる事件が相次いでいる。

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