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福岡市が5位に 神戸市を抜く

 福岡市は18日、2015年の国勢調査結果(速報値、10月1日現在)を発表した。市の独自集計によると、人口は前回調査(10年)比で7万4767人増の153万8510人。神戸市の153万7860人を抜いて、人口規模が政令市で5位になった。1〜4位は横浜、大阪、名古屋、札幌。福岡市は10年調査時は7位だったが、11年6月に推計人口(国勢調査などを基に推定)で京都市を抜き、6位となっていた。

     全20政令市のデータがそろう昨年9月の推計人口と10年の国勢調査の比較では、6万8176人の増加で、伸び率は4・7%。増加人数は大阪市(3万2710人)や横浜市(3万816人)の倍以上だった。

     福岡市によると、人口増の要因は主に転入による社会増。九州他県からの流入が顕著で、大学や専門学校などへの進学時に移ってきている。学生数は政令市では京都市に次いで全国で2番目に多い。

     経済情勢も好調で、11年度の福岡都市圏の有効求人倍率は全国平均0・68を下回る0.59だったが、昨年12月には同1.27に対し1.44と大きく改善。就職時に福岡へ来るケースも増えているとみられ、20〜24歳では、10年からの5年間で転入人口が約1.7倍となった。シンクタンク「NCBリサーチ&コンサルティング」の原孝一・調査部長は「福岡への一極集中は当面続く」と予測する。

     高島宗一郎福岡市長は18日、報道陣に「集客や交流の分野だけでなく定住という点でも選ばれる都市になった」と述べた。

     一方で神戸市は阪神大震災(1995年)で人口が減少。その後、市内の高齢化率が上昇して死亡が出生を上回る自然減が07年から続く他、若者が東京などに就職する傾向が近年加速し、転入者より転出者が上回る社会減も起き始めた。

     速報値は自治体の独自集計のため、総務省が後日公表する数字と異なる場合がある。【林由紀子、吉川雄策、久野洋】

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