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交際相手の30歳男に懲役25年求刑

死体損壊・遺棄罪に弁護側「心神喪失状態で責任能力ない」

 宮崎市で2013年、交際相手の沢木友美さん(当時27歳)を殺害し、遺体を切断したとして殺人罪などに問われた住所不定、無職、東竜二被告(30)の裁判員裁判の論告求刑公判が18日、宮崎地裁(滝岡俊文裁判長)であった。検察側は「一連の犯行を主導し、被害者の人格を破壊し尽くした」として懲役25年を求刑した。判決は29日に言い渡される。

     検察側は論告で「被告はうそと暴力を交えた脅しで共犯の女らを支配し、金づるとした沢木さんの利用価値がなくなると殺害した」と指摘。これに対し弁護側は、殺人罪について「証拠は共犯者の証言だけで『間違いなく被告が殺した』と言えない」と無罪を主張。死体損壊・遺棄罪についても「当時は心神喪失状態で責任能力がなかった」と主張した。

     起訴状などによると、東被告は13年7月〜8月、共犯の女2人と共謀し、同市のマンションで沢木さんに暴行。8月15日ごろ、東被告や共犯の女が口や鼻を塞いで窒息死させ、3人で遺体を切断して遺棄したとされる。

     遺族は、代理人弁護士を通じて「あくまで死刑を希望している」とコメントした。【尾形有菜】

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