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民主クリントン氏ピンチ 全米支持率2位

サンダース上院議員が首位に

 【ラスベガス(米ネバダ州)長野宏美】米FOXニュースは18日、米大統領選の民主党候補指名争いの全米支持率で、バーニー・サンダース上院議員(74)が47%、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が44%という世論調査結果を発表した。昨年4月に出馬表明したサンダース氏が首位になるのは初めて。西部の初戦となるネバダ州の党員集会を20日に控え、クリントン陣営には厳しい結果だ。

     政治専門サイトの集計する世論調査の平均値では依然としてクリントン氏が優勢。NBCなどが18日発表した調査でもクリントン氏が53%で、サンダース氏の42%を上回る。だが、1カ月前の調査では25ポイントあったリードが11ポイント差に縮まった。

     初戦のアイオワ州で善戦し、2戦目のニューハンプシャー州で圧勝したサンダース氏が勢いに乗っているのは明確だ。

     ネバダ州の党員集会を2日後に控え、両者はラスベガスで開かれたテレビ局「MSNBC」主催の対話集会に出演。州内の有権者の17%がヒスパニック系であることを意識する両者は、不法移民の合法化につながる移民制度改革に最優先で取り組むと訴えた。

     サンダース氏は「移民制度改革法案を通過させるため全力を尽くし、市民権獲得に道を開く」と強調したが、実現時期を問われると「独裁者ではないので議会と協調しなければならない」と慎重姿勢を見せた。一方、クリントン氏は就任100日以内の法案提出を約束。これまでより踏み込んだ発言でサンダース氏との違いを見せようと攻勢に出た。

     ネバダ州ではヒスパニックに人気の高いクリントン氏が有利とみられていた。だが、サンダース氏は若者を取り込んで支持を広げている。

     運転手のブライアン・アリアスさん(22)は米国生まれだが、母親はホンジュラスからの不法移民で5年前に合法的な滞在資格を得た。母はクリントン氏を応援するが、ブライアンさんと兄(23)はサンダース氏支持だ。

     ブライアンさんは、「サンダース氏は数十年、同じことを言い続けていて信用できる。ヒラリー(クリントン氏)は一貫性がない」と強調。「サンダース氏の方が移民や平等な社会のことを考えていると母にも薦めている」と話した。

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