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「ヤクシマソウ」命名 神戸大学院研究グループ

 神戸大大学院理学研究科の末次健司特命講師(生態学)らの研究グループは19日、鹿児島県の屋久島で新種のホンゴウソウ科植物を発見したと発表した。「ヤクシマソウ」と命名し、漢方製剤大手のツムラ(東京都)が20日発行する植物研究雑誌「ザ・ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ボタニー」に掲載される。

     末次氏は昨年10月、屋久島南部の低地照葉樹林で、現地在住の写真家と共に、光合成をせず植物や菌から養分を取り込んで生きる「従属栄養植物」を調査。ホンゴウソウに似た植物を約20本見つけ、調べたところ、色や花の形の違いから新種と分かった。

     ヤクシマソウは光合成をせず、菌類に寄生し、菌糸を根から取り込んで育つ。普段は地下で養分を蓄え、9〜10月のみ3〜5センチの花茎を地上に現し、一つの茎に黒紫色の雄花と雌花が付く。末次氏は「発見は、屋久島の樹林の豊かさの象徴で、低地原生林の貴重さを示した」と話し、環境保護の必要性を訴えた。末次氏は2013年11月と14年8月にも鹿児島県の離島・竹島で新種のラン科植物を発見したと発表している。【松本杏】

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