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米大統領選

クルーズ氏が広報担当解雇

広報担当の解雇について報道陣に弁明するテッド・クルーズ上院議員(中央)=米ネバダ州ラスベガスで2016年2月22日、長野宏美撮影

 【ラスベガス(ネバダ州)長野宏美】米大統領選の共和党候補者指名争いで、ネバダ州党員集会を翌日に控えた22日、テッド・クルーズ上院議員(45)が側近の広報担当を解雇した。中傷合戦が過熱する中、マルコ・ルビオ上院議員(44)が聖書を侮辱したと受け取れるビデオをソーシャルメディアで公表したことが原因。クルーズ氏はアイオワ州党員集会の際に、元神経外科医のベン・カーソン氏(64)は近く撤退すると陣営が虚偽の情報を流して支持を働きかけたことで「うそつき」「汚い」との批判を受けていた。

     クルーズ氏はラスベガスで報道陣に「この選挙戦は最高基準で高潔に行われることを明言する。この件は大きな間違いだった」と弁明した。広報担当はフェイスブックで「不正確な話を載せたことをルビオ氏に謝罪したい」と謝った。度重なる虚偽情報の流布で、信頼失墜につながりかねないだけに、早期収束を狙ったとみられる。

     ルビオ氏を支持する共和党のジェームズ・リッシュ上院議員はCNNテレビに出演し、「クルーズ陣営はウソを言い続けている。これはこの陣営の体質だ。大統領選に名乗りを上げた候補者は誠実な選挙運動をする必要がある」と批判した。

     共和党の指名争いは不動産王ドナルド・トランプ氏(69)がサウスカロライナ州を制し、首位を走っている。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)が撤退し、上位3候補の争いが激化するとみられ、対トランプ氏の座をルビオ氏とクルーズ氏が激しく争っている。

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