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経済効果2兆円 猫のまち尾道盛り上がり 

猫関連商品がならぶ尾道市立美術館のミュージアムショップ
尾道市立美術館が所蔵展の際に発行するチケット。同館近くに住む放浪ネコがモデルだ

 猫ブームがもたらす経済効果は2.3兆円−−。関西大学の宮本勝浩名誉教授が発表した猫による経済効果「ネコノミクス」の試算は、広島県の新年度予算案1兆56億円の2倍強。「猫のまち」として知られる尾道市では、猫にまつわる仕掛けが相次ぐ。2月22日はニャン・ニャン・ニャンにかけ「猫の日」。

 宮本名誉教授は、餌代や動物病院代など猫1匹の飼育にかかる経費を年間11万1424円と試算。これに2015年の猫飼育数をかけ、総額1兆1002億円とした。関連商品などの売り上げ30億円、「たま駅長」など観光関連効果を40億円と推定し、直接効果の総額を1兆1072億円とした。これを基に波及効果も含め2兆3162億円の経済効果があるとした。

 街のあちこで猫を見かける尾道市。市立美術館は今月からショップで約30種類の猫グッズ販売を開始、新年度には猫写真で有名な動物写真家、岩合光昭さんの作品展のほか、猫にまつわる芸術作品を集めた展示を予定している。昨年、所蔵品展開催時に発行される入場券を猫型にしたところ評判は上々。今月21日には、大手旅行代理店が猫をテーマにしたイベントを開催、定員いっぱいの女性客らでにぎわった。

 ペットフード協会の推計によると、15年の猫の飼育数は約987万4000匹と、犬約991万7000匹に肉薄。一方で過剰なブームを懸念する声も。安易に購入し、飼育放棄する飼い主もおり、14年度の県内の猫殺処分数は2507匹に上る。そんな猫たちに温かい家庭を見付けようと、3月13日午前10時〜午後4時、三原市糸崎4の「道の駅みはら神明の里」で犬猫の譲渡会(主催nishiko)が開催される。問い合わせは090・8983・5264。【菅沼舞】

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