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56歳に「被災地復興に心を寄せていきたい」

56歳の誕生日を前に記者会見される皇太子さま=東京・元赤坂の東宮御所で2016年2月19日(代表撮影)

 皇太子さまは23日、56歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、19日に東宮御所で記者会見し、発生から5年を迎える東日本大震災に関して「厳しい環境の下で暮らす被災者の健康と幸せを祈りながら、被災地の復興に永く心を寄せていきたいと思っております」と述べ、今後も被災地への訪問を継続していく考えを示した。

 皇太子ご夫妻は震災のあった2011年、宮城、福島、岩手の3県などで被災者を見舞った。その後も被災地への訪問を続けており、昨年10月は福島県で復興状況を視察している。皇太子さまは「訪問するたびに、少しずつではありますが、復興が着実に進んでいるのを目の当たりにする」とし、「折を見ながら被災地への訪問を続けてまいりたい」と述べた。

 戦後70年の昨年を振り返り、「改めて戦争の悲惨さと平和の尊さに深く思いを致しました」と語った。また、天皇、皇后両陛下が昨年にパラオ、先月にフィリピンで戦没者を慰霊されたことについて「両陛下の平和を思うお気持ちをしっかりと受け継いでまいりたい」と話した。

 適応障害の療養生活が続く雅子さまは昨年、12年ぶりに園遊会に出席されるなどした。皇太子さまは雅子さまについて「確かに快方に向かっておりますが、焦らず慎重に、少しずつ活動の幅を広げていってほしい。引き続き温かく見守っていただければ」と述べた。長女愛子さまには「さまざまな経験を積み、自分の望む道をしっかり歩んでいってほしい」との期待を寄せた。

 高齢になっても多くの公務に取り組む両陛下について「お気持ちに思いを致しながら、できる限りお手伝いをしてまいりたい」と語った。【高島博之】

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