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女性教諭…実は教員免許状なし教壇32年間

 山形県教育委員会は22日、県立高校の女性教諭(55)が約32年間、教員免許状を持たずに保健体育を指導していたとして採用日にさかのぼって教諭の任用を無効にすると発表した。県教委は、女性教諭がこれまで4校で指導した約7700人の生徒の単位は有効と判断。支払った約1億数千万円の給与の返還を求めることなどを検討する。

     県教委によると女性教諭は1982年度に県外の大学を卒業。教員免許取得に必要な単位は取得したが、免許状の申請時期に体調を崩し手続きをしていなかった。山形県の教員試験をへて84年4月1日に任用された。

     免許更新時期を把握するため、県教委が2014年10月に各学校長を通じて全教諭に免許状の写しの提出を求めたが、女性教諭は提出せず「実家にあるかもしれない」などとうその説明を繰り返したという。今年1月下旬、持っていないことを校長に申告。「ずっと悩んでいたが、誰にも相談できなかった」と話したという。

     教員免許状の写しは教員採用時や転勤時に学校に提出することになっているが、どこにも保管されていなかった。今回の件を受けて県教委が県内の公立小中高校などに勤務する約9350人を調べたところ、全員が免許状を所持していたことを確認した。【山中宏之】

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