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記者の目

民間人空襲被害者の補償問題=栗原俊雄(東京学芸部)

民間人空襲被害者への補償を訴える杉山千佐子さん(右)。100歳になった今も闘っている=国会近くで昨年12月8日

戦時不平等に終止符を

 1945年3月10日の東京大空襲では、米軍による無差別爆撃により約10万人が亡くなった。71年前のことだが、今も補償を求めて闘っている人たちがいる。10万人の命日を前に、戦争がもたらした「未完の悲劇」の取材を続ける記者として、空襲被害者への補償問題を考えてみたい。

 その「骨子」を見た時、あまりの後退ぶりに息をのんだ。昨年12月8日、衆院第1議員会館。第二次大戦末期に空襲被害に遭った人たちが、国による補償を実現させる立法を目指す集会だった。名古屋空襲で重傷を負い補償実現に取り組んできた杉山千佐子さん(100)、大阪空襲訴訟で原告団代表世話人を務めた安野輝子さん(76)の姿もあった。

 支援する弁護士がその場で示したのが「空襲等被害者特別措置法」法案要綱の骨子だ。障害の程度に応じて、…

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