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反体制派、2週間の停戦に同意 米露案

 【カイロ秋山信一】中東の衛星テレビ局アルアラビーヤによると、シリア反体制派の主要組織は24日、米露主導の一時停戦案について、27日の停戦開始から2週間に限って同意すると発表した。アサド政権側の対応を見極めた上で、停戦の延長などを判断するとしている。ただ、停戦の対象となる武装勢力や地域を巡り、政権と反体制派の間に見解の相違が生じる恐れもあり、停戦が順調に履行されるかは不透明だ。

     停戦に同意した反体制派主要組織には、世俗派勢力「自由シリア軍」やイスラム武装勢力「イスラム軍」などが含まれるとみられる。別の有力なイスラム武装勢力「アフラル・シャム」は主要組織と距離を置いており、停戦に応じるかどうか明らかではない。

     ロイター通信によると、シリア北部で活動するクルド人民兵「人民防衛隊」も停戦に応じると発表。アサド政権も既に停戦に同調する方針を示している。

     ただ、アサド政権やこれを支援するロシアは従来、アフラル・シャムやイスラム軍について「テロ組織だ」と主張してきた。特にアフラル・シャムは、過激派組織「イスラム国」(IS)と共に停戦対象から除外された国際テロ組織アルカイダ系「ヌスラ戦線」と共闘関係にある。

     このため、政権側が「アルカイダ関連組織」との名目でアフラル・シャムなどへの攻撃を続ければ、停戦は早期に瓦解(がかい)する恐れがある。

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