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日米電話協議

大統領が首相訪露やプーチン氏来日に懸念

 オバマ米大統領が安倍晋三首相と9日に電話協議した際、首相のロシア訪問やプーチン大統領の来日に懸念を示したことが分かった。政府関係者が24日、明らかにした。ウクライナ問題での「ロシア包囲網」が崩れることへの懸念とみられるが、北方領土問題の進展を目指す首相は訪露予定を変更しない考えだ。

     電話協議は北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、日本側の要請で行った。オバマ氏の懸念に対し、首相は「ロシアとの平和条約締結交渉は進める」と述べ、理解を求めた。

     欧米諸国はウクライナ問題を踏まえ、対露制裁を実施してきた。日本政府はオバマ氏の発言について、主要7カ国(G7)議長国の日本がロシアと関係改善を進めれば、欧州諸国も追随しかねないとの懸念があると分析している。

     日露両政府は首相が5月上旬にロシア南部ソチを訪れ、夏の参院選後にプーチン氏が来日する調整を進めている。菅義偉官房長官は24日の記者会見で「対露政策を巡っては、米国と緊密に連携しながら対応する方針に全く変わりはない」と述べた。【高本耕太】

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