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キーパーソンインタビュー

「おそ松さん」ヒットの秘密は原点回帰? 赤塚りえ子さん

 あかつか・りえこ 1965年、東京都生まれ。高校卒業後、アルバイトなどを経て渡英し、ロンドン大ゴールドスミス校ファインアート科卒。現代美術家としても活動し、2006年に帰国してフジオ・プロダクション社長に就任した。著書の「バカボンのパパよりバカなパパ」は昨秋に幻冬舎から文庫化。共著に手塚治虫、水木しげる両氏の娘と鼎談(ていだん)した「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」(文芸春秋)

娘が語る赤塚不二夫

 「天才バカボン」「おそ松くん」など数々の名作を世に送り出し「ギャグ漫画の王様」と呼ばれた赤塚不二夫(1935〜2008年)。生誕80周年を祝うため、昨年からさまざまな作品が発表され、イベントも各地で開催されているが、その内容はとにかく「ぶっ飛んで」いる。

 昨年5月、「天才バカボン」と「フランダースの犬」という毛色が180度違う2作品を融合したアニメ映画「天才バカヴォン〜蘇(よみがえ)るフランダースの犬〜」が公開された。また、バカボンのパパが卒業した架空の「バカ田大学」をよりによって東京大で「開校」し、各界の著名人が講義する企画(3月まで開講中)も好評だ。極め付きは空前のヒットとなっているアニメ「おそ松さん」(テレビ東京などは月曜深夜)だ。昨秋、放送を開始し、「おそ松くん」の主人公、六つ子が「成長してニートになった」という設定が特徴。ぐだぐだした日常の中、自由奔放に振る舞う六つ子たちが、若い女性を中心に人気になっている。1月下旬に発売された第1巻は、DVDとブルーレイ合わせて約10万枚(オリコン調べ)と、アニメ作品としては異例の売り上げを記録した。

 80周年の企画を監修するフジオ・プロダクションの社長で、一人娘の赤塚りえ子さん(50)に各企画に込…

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