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感染を確認…WHO緊急宣言後、国内初

ジカ熱を発症した患者について記者会見する厚労省健康局結核感染症課の浅沼一成課長=東京・霞が関の同省で2016年2月25日午後9時2分、森田剛史撮影

川崎の10代男性

 厚生労働省は25日、観光でブラジルに滞在した川崎市の10代男性がジカ熱に感染したことを確認した。ジカ熱は妊婦の感染と小頭症の子どもの出生との関連が指摘されている。国内でのジカ熱感染者の確認は4例目だが、今年2月1日の世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言後は初めて。

 ジカ熱は蚊が媒介する感染症。厚労省は国内が蚊の活動期ではないため感染拡大の可能性は低いとみている。政府は25日の関係省庁対策会議で、ブラジルなど中南米の流行地域への渡航者に注意喚起することを確認した。

 厚労省や川崎市によると、男性は高校生で2月9〜20日、家族とブラジルに滞在。20日に発熱し、帰国した22日に発疹の症状が出た。熱は38度弱だったが、水際対策で実施している空港でのサーモグラフィーによる体温測定では異常を見つけられなかったという。高校生は24日に市内の医療機関を受診。医療機関が疑い例として届け、25日、国立感染症研究所で感染を確認した。高校生は現在は発熱はなく自宅で療養している。

 政府は2月5日、感染症法の「4類感染症」に指定。患者を診察した医師は届け出が義務付けられた。

 国内では2013年と14年に海外から帰国した3人の感染が確認された。【古関俊樹、東海林智】

ジカ熱

 正式にはジカウイルス感染症。12日以内の潜伏期間後に発症し、発疹や発熱、関節痛などが1週間程度続く。大半は重症化せず数日で回復し、約8割は症状が出ない「不顕性感染」とされる。ワクチンや特効薬はない。妊婦の感染と脳の発育が不十分な「小頭症」の子どもの出生との関連が疑われている。昨年5月にブラジルで始まった今回の流行では、中南米を中心に36カ国・地域で感染者が出ている。

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