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「観光客素通り?」…青森は心配

新函館北斗駅のエントランス=北海道北斗市で2015年12月10日、遠藤修平撮影

 3月26日の北海道新幹線(新青森−新函館北斗)開業まであと1カ月。北海道の玄関口となる函館市周辺は開業日以降のホテル予約が相次ぐなど早くも開業効果が表れており、関係者は「観光業界にとどまらず、広範な業界に効果が広がっている」とえびす顔だ。一方、終着駅から通過駅となる青森側は「観光客を奪われる」と危機感を強めている。

 青森県は2002年の八戸、10年の新青森、七戸十和田(しちのへとわだ)に続き、今回開業する奥津軽いまべつ(今別町)が4駅目の新幹線駅となる。県内が終着駅でなくなり、青森駅前でリンゴ店を営む嶋中美智子さん(70)は「真っすぐ(函館に)行っちゃうんじゃない。街のイメージで、名前負けしてしまう」と不安を口にする。

 県観光連盟の石川隆洋常務理事は「観光客が北海道に流れる可能性はある」と懸念した上で、「青函で周遊できる流れをつくり、(双方が利益を得る)ウィンウィンの関係にしたい」と開業効果を生かそうと必死だ。青森大の櫛引素夫准教授(地理学)は「『函館に全部持って行かれる』という幻の不安におびえているが、新幹線の始発・終着駅だから青森を訪れている人はそう多くはないはずだ」と指摘。青森の魅力を磨き、観光客増加につなげるよう呼び掛けている。【森健太郎】

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