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「身じまい」のおと

通夜に参列して学んだこと=社会部編集委員・滝野隆浩 /東京

 入社年次が1年早い先輩が亡くなった。まだ57歳。入院したと聞いて見舞いに行きたかったが、がんの進行は早く、緩和病棟に移ったと聞いて会いに行くことは控えた。まもなく、訃報が社内メールで届いた。

 斎場で行われた通夜に出た。導師の読経が続く中で焼香したあと小部屋で会食しながら待っていると、係員が来て「最後のお別れ」の用意ができた、という。ひつぎの小窓から顔を見る。トレードマークのひげはきれいにそってあった。そのせいかやせたなあと思う。これからもう、会うことはできない。

 遺族は、葬儀場ではなくて、火葬場で「最後のお別れ」をする。肉体を持った人間が、焼かれて<骨>という…

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