メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「身じまい」のおと

通夜に参列して学んだこと=社会部編集委員・滝野隆浩 /東京

 入社年次が1年早い先輩が亡くなった。まだ57歳。入院したと聞いて見舞いに行きたかったが、がんの進行は早く、緩和病棟に移ったと聞いて会いに行くことは控えた。まもなく、訃報が社内メールで届いた。

 斎場で行われた通夜に出た。導師の読経が続く中で焼香したあと小部屋で会食しながら待っていると、係員が来て「最後のお別れ」の用意ができた、という。ひつぎの小窓から顔を見る。トレードマークのひげはきれいにそってあった。そのせいかやせたなあと思う。これからもう、会うことはできない。

 遺族は、葬儀場ではなくて、火葬場で「最後のお別れ」をする。肉体を持った人間が、焼かれて<骨>という…

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. スバルが国内生産停止 ハンドル補助装置に不具合
  2. 誤って高圧幹線を切断 大阪・高槻で病院など停電
  3. 鉄道事故 インフル感染、線路に転落か 女性死亡 東京・中目黒駅
  4. 女子中学生が意識不明 殺人未遂容疑で母親を逮捕 前橋
  5. 錦織が棄権、第1セット落とし第2セット途中で またジョコの壁 全豪テニス

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです