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手仕事の里へ

山中の木地(石川県加賀市) 漆器支える情熱と工夫

ろくろに向かい、仕上げ挽きの刃物の当て方を再現する谷口照知さん=石川県加賀市の「たにてる工芸」で

 <CULTURE>

 石川県加賀市は山中温泉にある「山中漆器木地生産協同組合」を訪ねたのは、昨年末の雨の日だった。JR加賀温泉駅前から乗った路線バスを降り、強風に傘をあおられながら事務所に飛び込むと、理事長の谷口照知さん(65)が迎えてくれた。

 400年の歴史を持つ「山中漆器」の地である。漆器は木地師、下地師、塗師(ぬし)、蒔絵(まきえ)師といった分業で作られる。石川では「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」に対して「木地の山中」と言われ、木地師の数も腕前も全国随一とされる。木地は漆を塗る前の器物のことだ。

 組合の前身は、山中の木地屋たちの出資により、60年近く前に設立された。ここでは専従の従業員が「粗取…

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