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宮城・野蒜小

サヨナラわが母校、閉校式 津波犠牲忘れず

野蒜小閉校式で集まった人たちを前に子どもたちが「野蒜小学校が大好きな人」と呼びかけ、卒業生や地域の人たちが一斉に手を挙げた=宮城県東松島市で2016年2月27日午前9時24分、佐々木順一撮影

児童数減少による統廃合で3月末に閉校

 東日本大震災の津波で被災し、児童数減少による統廃合で3月末に閉校する宮城県東松島市立野蒜(のびる)小学校(相沢日出夫校長、児童数131人)の閉校式が27日、同市の小野地区体育館であり、在校生や卒業生が142年の歴史に別れを告げた。

 野蒜地区は住民約4600人のうち野蒜小児童9人を含む515人が津波の犠牲になった。指定避難所だった野蒜小体育館も津波に襲われ、少なくとも住民ら13人が死亡。300人以上が6時間近く孤立し、児童らが「ファイト」とかけ声を上げて励まし合ったことで知られている。震災後は仮設校舎で授業を続けていた。

 閉校式では児童代表が校旗を返納し、参加者全員で校歌を斉唱。卒業生で青山学院大陸上競技部4年だった2015年1月に箱根駅伝で優勝した高橋宗司(そうし)さん(23)=東京都江戸川区=が「未来へのメッセージ」と題して講演した。

 野蒜小は4月に宮戸小(児童数18人)と統合して「宮野森(みやのもり)小学校」となり、来年1月に高台の集団移転地に建設される新校舎に移る。旧校舎には記念碑が設置される。【伊藤直孝】

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