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南シナ海で中国けん制 議長報道声明

 【バンコク岩佐淳士】東南アジア諸国連合(ASEAN)の非公式外相会議が27日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれ、中国の行動を念頭に「南シナ海を巡る最近の情勢への深刻な懸念」を表明する議長報道声明を発表した。

     声明は、「一部加盟国から示された岩礁埋め立てやエスカレートする活動への懸念」にも留意すると指摘。「航行の自由」や国連海洋法条約など国際法順守、「非軍事化と自制」の重要性も明記して中国をけん制した。

     15、16日に開かれた米ASEAN首脳会議の共同声明は「南シナ海」の明示を避けており、今回の声明は一歩踏み込んだ。

     南シナ海では今月中旬以降、中国によるミサイルや戦闘機の配備が発覚しており、領有権を争うフィリピンやベトナムが反発を強めたためとみられる。ただ、従来通り中国を名指しはせず、議長国ラオスなど「親中派」による配慮もうかがわせた。

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