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「将棋界の一番長い日」ドキュメント・午後6時〜

■27日午後6時過ぎ

     各対局が夕食休憩に入っていく。ここからが真の勝負どころだ。

    ■27日午後7時

     夕食休憩が終わった。ここからは終局まで休みがない。例年いよいよ、息詰まる攻防が展開されるところだが、今年は展開が早いとの評。控室には三浦弘行九段、松尾歩八段らが姿を見せた。それぞれ棋士が盤を挟んで熱のこもった検討が続いている。

    ■27日午後10時

     0分過ぎ 現在、最も熱心な検討がされているのは屋敷−郷田戦。松尾歩八段、飯島栄治七段、中座真七段、遠山雄亮五段、上村亘四段らが盤を囲む。詰むや詰まざるやの変化が出てきており、終盤の勝敗を分ける局面に入っているようだ。

     屋敷・郷田戦に終戦の気配が漂い、あらためて詳細な検討が始まった。郷田がしのぎきって勝っているとの評判だが。東京・将棋会館2階での大盤解説会は2部屋に分けて催されており、予約の入っていない立ち見のファンでいっぱいになっている。2部屋合わせて約270人が訪れているという。2階道場での大盤解説会の休憩に入った木村一基八段、鈴木大介八段が検討に加わった。深浦−広瀬戦、行方−佐藤天戦が熱心に検討されている。

     34分 全5局のうち、佐藤康−渡辺戦が終了した。渡辺が勝って6勝3敗。来期順位3位が確定した。特別対局室の隣で屋敷−郷田戦が続いていて、別室に移って感想戦が始まった。この対局は挑戦や降級には関係しない。

     40分 屋敷−郷田戦、検討が進んでいるが、控室は明快な手順が見つかっていない。やはりA級順位戦、一筋縄ではいかないか。

    ■27日午後11時

     0分ごろ いったん形勢に差が付いたと判断された残り4局も、検討を進めるうち、明確な勝ち順を見つけるのが難しかったりし、検討が白熱してくる。

     45分 屋敷−郷田戦が終了した。郷田が勝利。しかし、この段階で郷田が助かっているかは分からない。郷田の運命を決める深浦−広瀬戦は、広瀬が優位との評価だ。そして郷田が勝ったこの瞬間、久保−森内戦は負けた方が降級という「鬼勝負」となった。

    ■28日午前0時

     0分ごろ 行方−佐藤天戦、森内−久保戦、終盤のぎりぎりの攻防の中で、検討室の見解も二転三転する。劣勢とされていた久保、行方が粘りを見せているようだ。

     33分 深浦−広瀬戦は広瀬が勝利。この瞬間、郷田の降級が決まった。郷田の姿は既に対局場からはない。

     45分 残り2局。検討陣には対局の終わった渡辺竜王も加わっている。

     56分 久保−森内戦、ついに久保が投了した。久保の降級が決まった。

     59分 行方−佐藤天戦、角成が決め手で指し手のなくなった行方が投了した。佐藤天の名人初挑戦が決まった。取材陣がなだれこむ。対局直後の2人は、難解な終盤戦に表情を失っていた。

    ■28日午前2時

     35分 森内−久保戦感想戦終了。全5局の感想戦まで終了した。

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