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市田孝が初優勝 日本選手権

【クロカン日本選手権シニア男子12キロ】1位でフィニッシュする市田孝=福岡市の海の中道海浜公園で2016年2月27日、山下恭二撮影

 陸上の第99回日本選手権クロスカントリー(旧福岡国際クロスカントリー)は27日、福岡市の海の中道海浜公園であり、シニア男子12キロは市田孝(旭化成)が35分59秒で初優勝した。箱根駅伝で活躍した青学大の神野大地は3秒差の2位だった。シニア女子8キロは阿部有香里(しまむら)が27分13秒で2位の木村友香(ユニバーサルエンターテインメント)に1秒差で競り勝った。ジュニア男子8キロは渡辺奏太(静岡・吉原工高)が制し、同女子6キロは安藤富貴子(京都・立命館宇治高)が優勝した。市田には6月の日本選手権1万メートル、阿部には1万メートルか5000メートルの出場権が与えられる。

    23歳ルーキー初代クロカン日本一

     旭化成の23歳ルーキー、市田孝が実業団の意地に懸けて初代クロカン日本一の座をつかみとった。

     起伏や急なカーブ、砂地もあるクロカン独特の周回コースはレース直前、雷雨となり選手に追い打ちをかける。次第に地面がぬかるむ中、外国人選手と学生ランナーが引っ張る展開に「様子をみてついて行こう」と冷静だった。ラスト1周で優勝争いは4人。市田孝は残り約1キロの起伏のある場所で仕掛け、青学大の神野を引き離して3秒差でフィニッシュした。

     入社後の5月に足を故障。今年のニューイヤー駅伝もメンバーから外れた。しかし年明けから奄美大島での実業団連合の合宿に参加して練習を積み上げてきた。

     今大会は箱根駅伝の優勝メンバーである神野や田村の青学大勢や、3月の世界ハーフ代表のチームメートの茂木らも出場し、「注目選手の中にくい込んでやろう」と闘志をかきたてた。次は昨年けがで出られなかった日本選手権1万メートルで悔しさを晴らすつもりだ。【早田利信】

    次のステージで頑張りたい

     神野大地 (3秒差の2位)学生最後のレースなので最後まで諦めないと思って走ったが、ラスト1周での粘りが足りなかった。実業団(コニカミノルタ)で次のステージで頑張りたい。

    26歳の阿部が女王に

     26歳の阿部が、木村との競り合いを制して初の女王に輝いた。残り1周を切り、こぶが連なる「キャメルヒルズ」で仕掛けて4人の集団から抜け出した。「自分では引っ張らず若い選手についていって、せこいレースになってしまった」と苦笑いしつつ「優勝狙いで、(トラックの)日本選手権出場権獲得が目標だった」と結果には納得した様子。「駅伝では主要区間を走らないといけない。(来季は)まずは5000メートル、1万メートルで自己ベストを更新したい」とチームの柱としての自覚を新たにしていた。

     【男子】▽シニア12キロ(1)市田孝(旭化成)35分59秒(2)神野(青学大)36分2秒(3)茂木(旭化成)36分15秒▽ジュニア8キロ (1)渡辺奏太(静岡・吉原工高)24分19秒(2)酒井(兵庫・須磨学園高)24分22秒(3)竹元(福岡・大牟田高)24分23秒

     【女子】▽シニア8キロ(1)阿部有香里(しまむら)27分13秒(2)木村(ユニバーサルエンターテインメント)27分14秒(3)清水(東農大)27分20秒▽ジュニア6キロ (1)安藤富貴子(京都・立命館宇治高)19分43秒(2)猿見田(愛知・豊川高)19分56秒(3)矢田(熊本・ルーテル学院高)20分3秒

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