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「九州ダービー」鳥栖が勝利

【鳥栖−福岡】前半8分、今季初ゴールとなる先制点を挙げてチームメートと喜び合う鳥栖FW豊田(右から2人目)=ベストアメニティスタジアムで2016年2月27日午後2時12分、上田泰嗣撮影

 ○鳥栖2−1福岡●(27日・ベアスタ)

     お互いの意地がぶつかり合い、両チーム合わせて計8枚のイエローカードと荒れた「九州ダービー」。鳥栖が一瞬の隙(すき)を突く勝負強さでJ1の“先輩らしさ”を見せた。

     フィッカデンティ監督が「最初の入りがすごく良くて、前半30分はやりたい内容ができた」と振り返るように、前半から主導権を握った。前半8分には左サイドから吉田のクロスに、豊田が頭で合わせて先制。エースの4年連続となる開幕ゴールで福岡のゲームプランを崩した。

     前半の終盤には両チームの選手が激しく口論して試合が中断する場面もあった。それでもすぐに落ち着きを取り戻し、後半6分には、福岡が前がかりになったところをカウンター。GKと1対1になった岡田が冷静にゴールに流し込み、「ちょっとしたミスや集中力を欠いた時に決められる」(井原監督)と、J1での戦い方をライバルに見せつけた。

     昨季、リーグ3番目の失点を喫したが、終盤に攻め込まれながらも堅守を見せた。昨年は13試合、勝利から見放されたホームでの勝利に、「開幕のプレッシャーで勝つのが難しい中、気持ちいい」と豊田。初戦を白星で飾った新指揮官は「いっぱい課題が見えた」と、念願のタイトルに向けた一歩を踏み出した。【佐野優】

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