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音声でマイナンバーお知らせ…視覚障害者にCD

3月1日から開始

 住民一人一人に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度で、堺市は3月1日から、通知カードに記された番号を確認できない視覚障害者に対し、番号の音声を録音したCDを提供するサービスを始める。通知カードに番号の点字表記がないことなどから、視覚障害者の間に「番号が読み取れない」との困惑の声が上がっていた。自治体が番号の音声データを提供する支援策は、全国的にも珍しい。

     堺市は、希望する視覚障害者に、番号の音声を録音したCDを渡したうえで、CDのケースにも番号を点字表記したシールを貼り付ける。通知カードや個人番号カードのカバーにも点字シールを貼る。点字が読めない視覚障害者もいるため、点字シールに加え音声データを提供することにした。専門スタッフがいる視覚・聴覚障害者センターで無料で受け付ける。市内の視覚障害者は約2300人。

     マイナンバー制度では、視覚障害者向けに通知カード書類の左下に音声コード(約2センチ四方)が印字されているものの、スマートフォンの読み上げアプリなどを使わなければならず、相談や苦情が相次いだ。総務省は、点字シールを配るなどの配慮に努めるよう全国に通知したが、対応は自治体任せになっていた。【木村健二】

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