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会える日待ち5年 思い出の品展示場

東日本大震災から5年を迎えようとするが、持ち主の元に戻らないままのぬいぐるみ=福島県浪江町で、梅村直承撮影

 東京電力福島第1原発事故で全町民が避難している福島県浪江町に、がれき撤去作業中に掘り出された写真や位牌(いはい)などを返還する「思い出の品展示場」が設置されている。多くのぬいぐるみが残っており、持ち主とは5年も離ればなれのままだ。

     東日本大震災の津波に襲われた浪江町沿岸部では2014年7月からがれき撤去が本格化した。原発事故による「汚染廃棄物対策地域」のため作業は国が直轄する。展示場は同月、国道6号沿いのギフトショップを利用してオープン。撤去作業を請け負う建設会社「安藤・間」(東京都)が管理している。

     昨年10月時点で2650人が訪れ、437人に1431点が返還された。放射線量を気にして子どもを連れてくる被災者が少ないため、ぬいぐるみやおもちゃはほとんど残っている。収集品を一つ一つ撮影し、データ化する作業も進めている。午前9時〜午後4時(日曜定休)。問い合わせは安藤・間の現地事務所(0240・24・0100)。【野間口陽】

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