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短期決戦スタート…面接解禁まで3カ月、選考前倒し

合同企業説明会の開始を待つ学生たち=千葉市美浜区の幕張メッセで2016年3月1日午前9時43分、丸山博撮影

 来年春に卒業する大学生の採用に向けた企業の会社説明会が1日解禁され、大学3年生の就職活動が本格的に始まった。説明会の解禁時期は昨年と同じだが、面接などの選考活動の解禁は2カ月前倒しされ、6月1日となった。説明会から面接までの期間が短い「短期決戦」の就活となり、説明会会場を訪れた学生からは「早く就職先を決めたい」との声が聞かれた。【高木香奈】

 採用支援会社「リクルートキャリア」(東京)が1日、千葉市の幕張メッセで開いた合同説明会には約470社が参加した。午前11時の開場前から学生の列ができ、会社ごとに設けられたブースで仕事の内容などについて尋ねる姿が見られた。

 昭和女子大生活科学部の山本理香子さん(21)は「説明会を回りながら志望業界を絞りたい。『短期』と言われると焦る。とにかく早く決まるといいなと思う」と話した。コンサルティング業界などに関心があるという法政大法学部の神谷勇輝さん(20)は「会社経営や国際貢献に関われる会社を受けたい」と意気込んでいた。

 経団連は昨年、学生が学業に専念できる環境を整えようと、就活日程を前年より3〜4カ月繰り下げ、会社説明会は3月、選考活動は8月の解禁とした。しかし、採用意欲の高まりを背景に、解禁前から実質的な面接を行う企業が続出。大手企業でも事実上の内定を出すピークが6月に早まったため、実態に合わせる形で今年の選考活動は前倒しされ、2年連続の日程変更となった。

 採用支援会社「アイデム」(東京)が大学3年生と大学院1年の男女646人を対象に実施した調査によると、今年2月1日時点で最も進んでいる就活先の状況を尋ねたところ、「エントリー活動段階」と「面接・試験段階」を合わせて約4割に達し、昨年とほぼ同じペースだったという。

 明治大就職キャリア支援センターの福田敏行部長は「就職戦線に乗り遅れないように、今年は昨年以上に早い段階から企業のセミナーに参加したり、面接の準備を始めたりする学生が多い。企業側もインターンシップを利用し、早めに学生と接触する動きが目立つ」と話している。

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