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杉原千畝記念館

老朽化 3月1日から修理募金を開始

 第二次世界大戦中に約6000人のユダヤ系難民を救った「命のビザ」で知られる岐阜県八百津町出身の外交官、杉原千畝(1900〜86年)がビザを発給したリトアニアの旧領事館(現杉原記念館)が老朽化しているとして、県と八百津町は3月1日から修理費用の募金を始める。

     杉原はリトアニア領事代理として当時の首都カウナスにある旧日本領事館でナチス・ドイツの迫害を受けたユダヤ系難民に日本通過のビザを発給した。

     県によると、39年に建設された旧領事館は2階建て延べ約360平方メートル。現在記念館として執務室が再現されているが、屋根の一部が雨漏りするなど老朽化が進んでいる。地元の民間基金が寄付金や入館料などで運営しているが、資金難で修理のめどが立っていないという。

     昨年11月に現地を訪れた古田肇知事らが修繕費の一部支援を決定。県と八百津町が実行委員会をつくり、県庁舎や八百津町役場など19カ所に募金箱を設置して寄付を募る。

     募金の問い合わせは実行委事務局の岐阜県国際戦略推進課(058・272・8175)。【岡正勝】

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