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暴風雪 特急4時間半立ち往生

予約変更やキャンセル待ちの客で混雑する航空会社のカウンター前=北海道の新千歳空港で2016年3月1日午後4時51分、野原寛史撮影

 急速に発達する低気圧の影響で大荒れの天候となった2月29日の北海道は、JRの運休や航空機の欠航が相次ぎ、吹雪が原因とみられる多重衝突事故でけが人も出た。

     JR北海道によると午後10時45分現在、特急列車や快速エアポートなど計225本が運休や部分運休した。午後2時ごろには稚内発札幌行きの特急サロベツが南稚内−抜海間で雪のため立ち往生したが、約4時間40分停車、その後、稚内駅に戻った。けが人はいなかった。

     新千歳空港(千歳市)では、午前中に滑走路を一時閉鎖し、欠航便が続出。航空各社のカウンター前は予約の変更や払い戻し、キャンセル待ちの客で混雑した。神奈川県横須賀市からニセコ町へスキー旅行に来た男性(74)は「吹雪でバスが運休し、鉄道で何とかたどり着いたら欠航で、5時間以上キャンセルを待っている」と疲れた表情だった。

     吹雪による事故も多発した。午前7時半ごろ、洞爺湖町大原の国道230号で車4台の絡む玉突き事故が起き、男女6人が軽傷。このほか倶知安町の国道393号▽音威子府村の国道40号▽斜里町の国道244号−−などで多重事故があった。

     平取町の平取ダム建設現場では午前9時半ごろ、平屋のプレハブが強風で傾き、男性作業員が鼻の骨を折るなどした。

     帯広市主催のばんえい競馬は、コース整備が間に合わず中止になった。同市単独開催になった2007年以降、降雪での中止は初めて。

     道教育委員会によると、各地の小中高校など計171校が臨時休校。枝幸や網走南ケ丘など公立高13校は1日の卒業式を2日以降に延期すると決めた。【野原寛史、山田泰雄】

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