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4号機再稼働、中旬以降延期の公算 緊急停止で

 関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町、出力87万キロワット)が緊急停止した問題で、原子力規制委員会は1日、関電から原因や対策をまとめた報告書の提出を求めたうえで、9日以降の定例会で再稼働を認めるかどうか検討する方針を決めた。関電は安全確保のため、原子炉の温度を下げる冷温停止の作業を開始。冷温停止から再稼働までは5日程度かかるため、高浜4号機の再稼働は今月中旬以降になる公算が大きくなった。営業運転も当初予定の3月下旬から4月にずれ込む見通し。

     原子炉の緊急停止について、関電は何らかの原因で送電設備に大きな電流が流れて検出器が反応したためだったと明らかにした。電流を検知した検出器は、発電した電気の電圧を上げる「主変圧器」を保護するために電流量をチェックする装置。関電は検出器の設定などに問題がなかったか調べている。

     高浜4号機は2月29日、発電機と送電線をつないで送電を開始する操作中、主変圧器や発電機の故障を知らせる警報が鳴り、原子炉が停止した。この操作中は通常、フル稼働時に流れる1825.8アンペアの5%程度の電流が流れるが、今回は検出器が異常を検知する30%以上の電流が流れた。

     関電は再稼働前に別の検出器を交換した。そのため、今回、大きな電流を検知した検出器の配線を変更していた。木島和夫・原子燃料サイクル部長は「検出器の取り付け方や、設定した値に問題がなかったかどうかについても調べたい」と話した。【酒造唯、畠山哲郎】

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