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韓国研究者

「二重投稿」の疑い 論文4本撤回

 東京大で2011年に博士号を取得した韓国人の男性研究者が、帰国後に「二重投稿」の疑いがある論文の発表を繰り返し、このうち少なくとも4本が2月までに撤回されたことが分かった。類似する内容の研究論文を複数の学術誌に発表する二重投稿は、捏造(ねつぞう)や改ざんと同様に研究不正とみなされる。また、男性は既に籍がないのに東大所属と記載していた。

     男性は東大在籍時、ラットの生殖機能の制御に特定のたんぱく質がどう関わるかを検証した論文2本を共同研究者らと国際学術誌に発表した。

     その後、男性がこれらとほぼ同じ内容の論文を韓国の学術誌などに少なくとも7本発表していたことを共同研究者が見つけ、昨年末に掲載誌に報告。男性は掲載誌の聴取に不正を認め、一部が既に撤回された。

     共同研究者によると、男性は「常勤の研究職に就くために業績作りを焦った」と不正を認め、謝罪したという。毎日新聞は男性にメールで取材を申し込んだが、1日までに回答はない。【八田浩輔】

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