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桂よね吉

20周年記念は「中村仲蔵」 人情噺、聞き手も心を重ね

芸歴20周年記念公演に向けて抱負を語る桂よね吉さん=大阪市北区で、加古信志撮影

 故桂吉朝門下の桂よね吉が芸歴20年を迎えた。節目の記念公演に選んだ演目は「中村仲蔵(なかぞう)」。大部屋から成功した伝説の歌舞伎役者の物語に、舞台人としての思いを重ねている。

 「中村仲蔵」は、江戸時代中期に活躍した初代中村仲蔵がモデル。「仮名手本忠臣蔵」五段目に登場する悪役、斧定九郎(おのさだくろう)の装いを一新し、大好評を博した逸話をハイライトに、名優を描く人情噺(ばなし)だ。上方で演じる噺家は数少ないが、よね吉は露(つゆ)の新治に教えを請い、一昨年初演した。

 よね吉版「仲蔵」は1時間を超える長編大作。松井今朝子著「仲蔵狂乱」を読み込み、舞台となった場所を実…

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