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委員長が批判 炉心溶融基準問題「東電は反省を」

 東京電力が2011年の福島第1原発事故以降、核燃料が溶け落ちる炉心溶融(メルトダウン)を判断する社内マニュアルの存在に気付かず、今年2月になって「発見」したとされる問題で、原子力規制委員会の田中俊一委員長は2日の定例記者会見で、「事故前からの東電の体質が表れている。深刻に反省してほしい」と述べ、東電を厳しく批判した。

     田中委員長は「自身が社内マニュアルをきちんと作っておきながら、今の時点まで分からなかったというのは、何のために作ったのかという気がする」と指摘。事故後、5年もの長きにわたって外部に社内マニュアルが出てこなかった点について疑問を示した。

     先月26日に再稼働したばかりの関西電力高浜原発4号機(福井県)が緊急停止したことについても、田中委員長は「トラブルがないようにすることが社会の信頼回復になると伝えていた。それを裏切るようなことで、極めて遺憾だ」と関電の管理体制を批判した。【鳥井真平】

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