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大震災5年

漁港にそびえる防潮堤 岩手・山田

海の中に横たわる津波で壊された岸壁。奥は建設中の防潮堤=岩手県山田町で、小川昌宏撮影(15秒間露光)

 養殖業や漁業が盛んな岩手県山田町。海と暮らすこの町で、5年前の津波は800人以上の死者・行方不明者を出した。

 町中心部に近い山田漁港では新しい防潮堤が完成しつつある。完成すると震災前より約3メートル高い海抜9.7メートルになる。一方港内には津波で壊れた岸壁の一部が横たわる。

 町なかには復興工事のつち音が響く。漁業関係者は防潮堤の重要性を理解しながらも「海が見えるのが普通だったから、息苦しくなるかも」と、新しい街への心は揺れているようだった。【小川昌宏】

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