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賃上げ要求額平均1.27%…9444円

 連合は3日、春闘の賃上げ要求額(2月29日現在)は平均9444円(定期昇給分含む)で、前年より1443円下がったと公表した。引き上げ率は平均3.27%で、定昇分の2.0%を引くと1.27%となり、2%程度を基準とした連合の方針を下回った。神津里季生会長は「月例賃金の引き上げと中小、非正規の底上げを何としても実現する」と話した。

     連合のまとめによると、要求を提出した労働組合は4734組合(前年同期比230組合増)。うち組合員数300人未満の中小組合は1515組合(同85組合増)で、平均要求額は8002円(同1694円減)だった。要求額は減ったが、要求を提出した組合数は昨年を上回った。

     非正規労働者については128組合(同19組合増)が平均942.85円(時給)を要求し、引き上げ幅は約30円(同約10円減)となった。

     また、神津会長は、メガバンクの労組(連合非加盟)が月例賃金の賃上げを求めず、一時金のみ要求していることについて「日銀のマイナス金利を理由にしているようだが、開いた口がふさがらない。労組の社会的責任は月例賃金を引き上げることだ」と異例の労組批判を展開した。【東海林智】

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