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反発続く可能性 挑発行為で関係国揺さぶり

 【北京・西岡省二】北朝鮮は3日午前9時半(日本時間同10時)ごろ、南東部・元山(ウォンサン)付近から日本海に向け、短距離ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体6発を発射した。国連安全保障理事会で採択された北朝鮮制裁決議に反発したものとみられる。

     韓国側の報道によると、飛翔体は100〜150キロ程度飛んだことから、短距離ミサイルか300ミリロケット弾と推定されるという。関係国は、北朝鮮がさらに短距離飛翔体を発射する可能性もあるとみて警戒を強めている。

     制裁決議について、北朝鮮は3日夕時点で声明などを出していない。ただ、朝鮮中央通信は2月29日の論評で制裁決議を「我々の自主権に対する侵害であり、重大な挑戦だ」と位置づけ、「対応措置を取らざるを得なくなる」と警告していた。

     また、飛翔体の発射には、7日から始まる米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」をけん制する狙いもありそうだ。今回の演習は「過去最大規模」と言われ、北朝鮮側は「露骨な宣戦布告だ」と嫌悪感を示している。

     北朝鮮は2013年に3回目の核実験に対する安保理決議が採択された際、朝鮮戦争休戦協定の白紙化を宣言するなど緊張を高めた経緯がある。今回も中・長距離弾道ミサイルや移動式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などの発射実験▽5回目の核実験▽非武装地帯(DMZ)や北方限界線(NLL)の陸・海の南北境界線での挑発行為−−などで関係国を揺さぶる可能性がある。

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