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復旧「20年春」 放射線量の数値低下、着工めど

常磐線の再開目標時期

 東京電力福島第1原発事故のため福島県内などで不通となっているJR常磐線について、政府が2020年春までに全面開通を目指す方針であることがわかった。安倍晋三首相が5日、福島県内を訪問し、表明する。

 唯一、開通時期が決まっていなかった富岡(富岡町)−浪江(浪江町)について、試験的な線路の除染により放射線量の数値の低下が確認され、着工のめどが立った。

 常磐線は津波被害などの影響で一部で不通が続いているが、福島第1原発の周辺を除いては17年末までに開通する見通し。JR東日本は昨年8月から、特に放射線量の高い夜ノ森(富岡町)−双葉(双葉町)間で試験的な線路の除染を行っている。先月までに試験地点6カ所での放射線量が、それぞれ低減するなどしていた。

 政府は、全面開通により避難住民の帰還や地元産業の復旧を後押しする。また20年東京五輪・パラリンピックに間に合わせることで、復興を国内外にアピールする狙いもある。【野口武則】

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