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2040年に人口100万人超え

 東京23区で人口最多の東京都世田谷区は3日、2040年に23区で初めて、人口が100万人を超えるとの推計を公表した。保坂展人区長は同日の定例記者会見で「人口が多いのに課税自主権がないなど、時代遅れの特別区(東京23区)制度を見直す議論も始めなければならない」と指摘した。

 2月26日発表の15年簡易国勢調査の速報値で、外国人を含む区内人口は昨年10月現在で90万391人となり、初めて90万人を超えた。鳥取、島根、福井、佐賀、山梨など7県より多く、20政令市の14位に相当する。区では1995年以降、転入者数が転出者数を上回っている。

 区は保育園の定員増など子育て支援策を進めてきた。その結果、女性1人が生涯に産む子供の数を示す区内の合計特殊出生率は、02年の0・77から今年1月時点で1・06にまで回復した。50年に1・21になる見通しで、推計すると人口は40年に100万人を超え、50年に105万5084人になるとした。

 一方、65歳以上の高齢者比率は今年の20%から50年には26%に高まり、15〜64歳の生産年齢人口の比率は68%から61%に低下する見込み。保坂区長は「『100万人を目指す』と言っているわけではない。均等な世代間分布が大事だ」と述べた。

 東京23区の人口2位は練馬区で約72万人。【早川健人】

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