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なでしこ正念場…4日中国戦

中国戦に向けて調整する宮間(左)ら=堺市で2016年3月3日、山本晋撮影

 サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で、日本代表(なでしこジャパン)は4日午後7時35分から、大阪市のキンチョウスタジアムで中国との第3戦に臨む。日本はここまで1分け1敗の勝ち点1で6チーム中5位。中国戦は、勝たなければ上位2チームに与えられる五輪出場権獲得が絶望的になる。

 3日は堺市内で冒頭以外を非公開にして約1時間調整し、シュート練習などをこなした。MF宮間(岡山湯郷)は「後ろを振り返ってもしょうがない。全部を出し切る準備をしたい」と話した。また、昨年12月に引退した元日本代表の澤穂希さんが訪れ、選手を激励した。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本4位、中国17位で、通算対戦成績は日本の13勝7分け16敗。【大島祥平】

「死にものぐるいで戦って」澤さん

サッカー女子リオデジャネイロ五輪アジア最終予選 中国戦に向けた日本の練習グラウンドを訪れた元日本代表の澤穂希さん=堺市で2016年3月3日、山本晋撮影

 長くなでしこを引っ張り昨季限りで現役を引退した澤穂希さんが、1分け1敗と苦しむなでしこに、「元気やパワーを与えられれば」と、事前合宿を通じて初めて練習場に姿を見せ、親交の深い選手たちと言葉を交わした。

 澤さんは、テレビのゲストとして、日本戦2試合をスタジアムで見守った。球際の強さやセカンドボールを拾う意識、連動連係が欠けていることなどを挙げ、「本当に負けられないという気持ちでやっている選手が何人いるのか。どこか他人任せなところが感じられた」と、厳しい口調で試合を振り返った。一方で、「私が選手だったら『どうしよう』という心理状態だと思う。前向きな言葉をかけたい」とも語り、窮地に立たされている後輩たちを思いやった。

 澤さんは、2000年シドニー五輪の出場権をかけて争った前年の世界選手権で五輪出場権を逃し、日本の女子サッカーの低迷期も経験してきた。それゆえ、「みんなにはリオに絶対行ってほしいし、日本女子サッカーの歴史を途絶えさせることはしてほしくない」と願う。「死にものぐるいで、全力で戦ってほしい」とエールを送った。【丹下友紀子】

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