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日本女子、メダル確定 世界選手権団体戦

 【クアラルンプール田原和宏】卓球の世界選手権団体戦は第5日の3日、決勝トーナメントが始まった。日本女子は準々決勝で、1回戦から勝ち上がり1次リーグに続いての対戦となったドイツを3−0で退け準決勝進出を決めた。3位決定戦がないため、日本は前回の銀メダルに続く2大会連続のメダル獲得が決まった。日本は4日の準決勝でシンガポールと北朝鮮の勝者と対戦する。

     日本は伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)、福原愛(ANA)の布陣。終始、主導権を握り続けた伊藤がビンターを退けると、続く石川も前日に敗れたソルヤに雪辱。福原もジルバーアイゼンを降した。

     男子は1回戦で香港が3−1でオーストリアに勝利。日本は4日の準々決勝で香港と対戦することが決まった。

    福原・石川 ドイツにリベンジ

     自らの試合を制するとチームを支える2人は好対照の姿を見せた。石川は少女のように跳びはねて喜び、福原は感極まってしゃがみ込んだ。前日の1次リーグで競り負けたドイツと2日続けての対戦に、ともに不安と重圧を抱えながらコートに臨んでいた証しだった。福原は「正直ドイツと当たるのは嫌だった」と振り返る。

     勝負の鍵は、2人が敗れた相手エースのソルヤをどのように封じるかに尽きた。二つは落とせない。村上恭和監督が選んだのは、15歳の伊藤を1番手に起用することだった。

     伊藤も強心臓ぶりで応えた。最初の相手は想定したソルヤではなかったが、「緊張はなかった」と振り返るように最初のゲームはいきなり7連続得点。バックハンドからテンポの早い攻撃で一気に畳み掛けたかと思えば、勝負どころでは強力なレシーブを封じるため、サーブの狙いをバック側からフォア側に切り替えた。危なげない戦いぶりは主将の福原が日ごろから「15歳とは思えない」と語る伊藤の真骨頂だった。

     石川もソルヤを徹底的に研究。短いサーブを徹底して繰り返すことで無理な打ち合いを避けて、台上技術での勝負に持ち込んだ。コーチ陣や映像分析のスタッフらから多くの助言を得たといい、「戦術の勝利」と胸を張った。リオデジャネイロ五輪代表候補の3人の力がかみ合い、メダルの色を決める戦いが始まる。【田原和宏】

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