【クアラルンプール田原和宏】卓球の世界選手権団体戦は第6日の4日、男女の決勝トーナメントが行われ、男子は日本が準々決勝で香港を3−1で破り、5大会連続のメダル獲得を決めた。日本は5日の準決勝で、1977年バーミンガム(英国)大会以来となる決勝進出を懸けてイングランドとフランスの勝者と対戦する。
日本は水谷隼(ビーコン・ラボ)、吉村真晴(愛知工大)、丹羽孝希(明大)の布陣。水谷は1ゲームこそ失ったが何鈞傑を簡単に退け、吉村も相手エースの黄鎮廷に逆転勝ち。丹羽はベテラン唐鵬に敗れたが、4番手で再び登場した水谷が黄鎮廷に競り勝った。