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先制され、バタバタに…中国に敗れる

 ○中国2−1日本●(4日・キンチョウスタジアム)

     この日も、日本の良さを見せられなかった。「(勝利への)手段を選んでいる時期ではない」と、選手たちが口をそろえていたにもかかわらずだ。

     歯車が合わない。先制された前半14分は、今のなでしこを物語っていた。曖昧になった川村の後方へのパスに対し、田中は反応せず。やすやすとボールを中国のFWに奪われ、そのままゴールへと運ばれた。DFラインでの連係不足に、不必要に後ろへとボールを送る消極的な判断を取らざるを得ない選手の心理状況をも露呈した。

     自らの連係の悪さで失点したことで、ピッチ内での選手間の距離は乱れ、異常なまでにバタバタした。後半13分にも、追加点を与える始末。「気持ちがまだまだ足らないんだと思う」と宮間。佐々木監督が2008年に就任して以降、中国とは10勝1分け1敗と相性が良い。そんな相手に、日本の未来がかかった大事な一戦で敗北を喫するのが、今のなでしこの力なのだろう。

     04年のアテネ以降、3大会連続で五輪に出場してきた日本女子サッカーの歴史に垂れこめた暗雲はより一層濃くなった。「アジアとの戦いは想像以上の厳しさがあった」と鮫島。初戦の敗戦から、悪循環を断ち切れる力が今のなでしこに残っているようには見えない。【丹下友紀子】

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