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私の好きな場所

ゆるい空気に満たされる ビームス社長・設楽洋さんの書斎

1号店の雰囲気に似ているいう地下の書斎には、設楽洋社長の好きなものが集められている=東京都目黒区で、内藤絵美撮影

 「セレクトショップ」の先駆けとして知られる「ビームス」は、40年前の誕生以来、ファッションを通じて海外の生活文化を紹介してきた。社長の設楽洋さん(64)が暮らす東京都内の自宅で、独自の目利きによるコレクションを見せてもらった。

 さまざまなブランドの洋服や雑貨を、独自の選択基準で買い付けて販売するセレクトショップ。「インテリアも同じ。国や時代、ジャンルも異なるものを、自分なりに組み合わせている」と設楽さん。北欧のソファの隣にバリの骨董(こっとう)だんすを置いたり、イタリア家具にアフリカの工芸品を飾ったり。さまざまなテイストが調和し、不思議と落ち着く空間になっている。テーマは「ベランダの向こうから波の音が聞こえるような家」。「めまぐるしく変化するファッション業界で生きているけど、本当はスローな生活が理想。せめて自宅はゆるい空気が流れる場所にしたくて」と笑う。

 世界を回って目利きする仕事柄、自然とコレクションが増えた。椅子には特にこだわりがあり、その数60脚…

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