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クルーズ氏とサンダース氏 2州制す

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた民主、共和両党の予備選・党員集会が5日、計5州で行われた。共和党の4州では、保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)と同党候補者指名争いをリードする実業家ドナルド・トランプ氏(69)がそれぞれ2州で勝利。クルーズ氏が獲得代議員数でトランプ氏との差を縮め、対抗軸の筆頭としての存在感を示した。一方、民主党の3州では、バーニー・サンダース上院議員(74)が2勝し、同党最有力候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は1勝。ただ、獲得代議員数ではクリントン氏が上回った。

     共和党は、中西部カンザス▽東部メーン▽南部ケンタッキー−−で党員集会、南部ルイジアナ州で予備選を実施。クルーズ氏はカンザス、メーン両州でトランプ氏を引き離して勝った。トランプ氏はルイジアナ、ケンタッキー両州でクルーズ氏に競り勝った。

     党内主流派が期待するマルコ・ルビオ上院議員(44)はすべての州で3位以下に沈んだ。これまでの19州で、トランプ氏は12勝、クルーズ氏は6勝、ルビオ氏は1勝となった。

     同党では、1日のスーパーチューズデーで11州のうち7州で勝ったトランプ氏が最有力候補の地位を固めた。しかし、極端で排外的な主張のトランプ氏では11月の本選で勝てないとみる党主流派が「トランプ降ろし」を強化しており、トランプ氏が勢いを持続できるのかが注目された。トランプ氏はしぶとく2勝をもぎ取って強さを示した。

     一方、民主党は中西部のカンザス、ネブラスカ両州で党員集会、ルイジアナ州で予備選を実施。サンダース氏が党員集会の両州を制したのに対し、クリントン氏は割り当て代議員数が多いルイジアナ州で圧勝した。クリントン氏はスーパーチューズデーに続き、黒人からの支持を背景に南部での強さを見せた。これまでの19州・地域で、クリントン氏は12勝、サンダース氏は7勝となった。

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