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「もう少しできたんじゃ」…山本昌さん引退試合

【中日−ヤクルト】引退セレモニーで涙をこらえながらあいさつする山本昌さん=名古屋市東区のナゴヤドームで2016年3月5日、兵藤公治撮影

 昨季限りで現役を引退したプロ野球・中日の投手、山本昌さん(50)=本名・山本昌広=が5日、名古屋市のナゴヤドームで引退試合に臨んだ。ヤクルトとのオープン戦に先発し先頭打者から3球で三振を奪って降板。50歳1カ月だった昨年10月7日の広島戦(マツダ)に先発出場するなど数々の史上最年長記録を樹立した左腕は「世界で一番幸せな野球選手だった」と感慨深げに語った。

     中日に32年間所属し219勝を挙げた。この日は1日限りの選手契約を結び、昨季までと同じ背番号34のユニホームで登場。かつて中日でともにプレーしたヤクルトの森岡良介内野手(31)を得意のスクリューボールで空振り三振に仕留め、「もう少しできたんじゃないか」と笑った。

     試合後のセレモニーでは涙を浮かべ、「いつの日か、ユニホームを着て戻って来たい」と指導者としての復帰を宣言。3万4000人を超える観客から大歓声を浴びた。【大谷津統一】

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