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「どんな状況でもトランプに投票する」支持者誓い

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた共和党候補指名争いは、5日の4予備選・党員集会で実業家ドナルド・トランプ氏(69)と保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)が2勝ずつ分け合った。トランプ氏の指名獲得に危機感を抱く同党主流派が「詐欺師だ」などと攻撃を強めているが、勢いを止めるには至っていない。

     「マルコ・ルビオは撤退する時だ。テッドと1対1で戦いたい」。トランプ氏は5日夜の記者会見で、マルコ・ルビオ上院議員(44)に撤退を「勧告」し、クルーズ氏との一騎打ちを要求した。「反トランプ」の対抗軸になりつつあるクルーズ氏だが、リベラル色の強い州で勝機はないため、自分が勝てると強調したのだ。

     これまでクルーズ氏に勝利を許してきた6州のうち4州が、組織力の反映されやすい党員集会だ。しかし、今後はほとんどが予備選で、クルーズ氏が重視する南部の「バイブルベルト(聖書地帯)」中心から中西部や西部、リベラルな東部などに舞台が移る。

     トランプ氏は3日、弱点と指摘されている国家安全保障分野を巡り、アドバイザー委員会のトップにジェフ・セッションズ上院議員を起用すると発表するなど、足場を固める動きも始めている。5日の会見では、党内に自分が指名されれば第3党や独立派として候補を擁立しようという動きがあることについて「愚かなことを止めなければならない」とくぎを刺した。

     トランプ陣営は「勝者総取り」方式で15日に実施される大票田・フロリダ州予備選などで勝利し、クルーズ氏以下を突き放す戦略だ。同州では5日にも1万人規模の集会を開催。支持者らに右手を挙げさせ「どんな状況でもドナルド・トランプに投票する」などと誓約させた。

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