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北朝鮮挑発に備え体制強化

 【ソウル米村耕一】米韓軍は7日、韓国軍約30万人、米軍約1万7000人が参加する過去最大規模の米韓合同軍事演習を開始した。米韓側は「例年通り、かつ防御的な演習だ」と強調するが、北朝鮮は強く反発し「総攻勢に入る」と威嚇した。米韓軍は北朝鮮によるさらなる挑発行為に備える体制を強化している。

     韓国国防省の文尚均報道官は7日の定例会見で、「北朝鮮の挑発の可能性については韓米で綿密に監視している」と述べた。これまでのところ挑発につながる直接的な兆候は捕捉されていないという。

     北朝鮮国防委員会が7日発表した声明は、演習は「米国とその追従勢力による核戦争への挑発」と主張。最高司令部は演習の前に韓国大統領府や米本土への先制攻撃も辞さないと威嚇していた。

     軍関係者によると、懸念される北朝鮮による挑発行為としては、南北軍事境界線付近での韓国軍の拡声機への攻撃、黄海上にある韓国が南北境界線と主張する北方限界線(NLL)付近での砲撃、スカッドなどのミサイル発射実験や潜水艦の特異な動きなどがある。さらにサイバーテロなどの可能性も指摘されている。

     また、米韓の海兵隊と海軍は演習・訓練の一環として、韓国南東部の浦項(ポハン)付近の海岸で、敵地上陸の訓練を実施する。敵の海岸線を突破し、拠点を構築したうえで兵力と支援物資を送り込む内容だ。韓国メディアは今回は、より内陸に進撃する訓練が含まれると報じている。

     聯合ニュースによると米韓は、7日午前9時34分に軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)で拡声機を使って合同演習の開始を北朝鮮側に伝えた。従来の板門店を通じた南北間の軍による連絡チャンネルは、韓国政府が2月初めに開城工業団地の稼働を中断した際に北朝鮮側が遮断している。

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