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公式戦、2年間は出場停止か 薬物検査陽性

記者会見で薬物検査の陽性を明かすマリア・シャラポワ選手=米ロサンゼルスで2016年3月7日、長野宏美撮影

 【ロサンゼルス長野宏美】女子テニスのマリア・シャラポワ(28)は7日、当地で記者会見を開き、1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物「メルドニウム」の陽性反応を示したことを明かした。シャラポワは「私は過去10年間、この薬を医療目的で使っていた。1月に禁止薬物になったことを知らなかった」と単純ミスだったことを強調した。

     シャラポワは不整脈やマグネシウム不足、糖尿病の兆候があったため、10年前から医師の助言に従い服用していたという。世界反ドーピング機関(WADA)は同日、2015年に「メルドニウム」を監視対象にして「プレーの向上のために選手が使っている証拠が得られた」ことを理由に、今年から禁止薬物の規定に加えたことを明らかにした。メルドニウムの製薬会社はAP通信に薬の使用期間は通常は4〜6週間だと語っており、10年間の使用は不自然との指摘も挙がっている。

     国際テニス連盟(ITF)は2日に違反を通知し、12日から暫定的な出場資格停止にすることを決めた。正式な処分は決まっていないが、規定では意図的な使用は4年、そうでない場合でも2年は公式戦に出場できない。

     しかし、WADAのリーディー委員長はAP通信に対し、通常メルドニウムの違反は1年の出場停止になるとの見解を示したほか、シャラポワの弁護士のジョン・ハガティ氏は米誌スポーツ・イラストレーテッドに「情状酌量の余地が大きい状況があり、それが考慮されれば処分は劇的に軽減される」と述べ、処分期間はITFと協議中だと明かした。

     米メディアによると、米スポーツ用品のナイキ、独自動車のポルシェ、スイスの時計大手タグ・ホイヤーの3社がスポンサー契約の一時凍結や更新しない意向を発表して、影響が広がっている。シャラポワは「このような形でキャリアを終わらせたくない。再びプレーする機会を与えてほしい」とも語り、現役続行を強く希望した。

     【ことば】メルドニウム

     主にロシアなど旧ソ連諸国で使われる。心臓障害や血流不全の薬として用いられるが、持久力向上にも効果があるとされる。今年1月から代謝調節薬として世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物リストに加えられた。

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