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皇室典範

「審査不透明」政府から不満 国連委が「差別」

 国連の女性差別撤廃委員会が日本についてまとめた最終見解案に、男系男子の皇位継承を定めた皇室典範が「女性差別に当たる」と見直しを求める記述があった問題で、政府内から審査手続きが不透明として「国連機関との関わり方を見直すべきだ」との不満が出ている。

     皇室典範に関する記述は政府が抗議し、最終見解では削除された。菅義偉官房長官は9日の記者会見で、皇室制度について「歴史や伝統が背景にあり、国民の支持を得ている。女性に対する差別を目的としていないのは明らかだ」と指摘した。

     外務省によると、皇室典範は審査過程で取り上げられておらず、最終見解案で突然記載された。政府内には同委の見解のとりまとめ役である中国人主査の意向が働いたとの見方があり、官邸幹部は「国連委員会が政治的に利用されているのではないか。あり方を考えないといけない」と指摘している。【小田中大】

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