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保育園落ちた

母親ら、改善求め厚労相に署名提出

「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログ賛同者の署名を受け取り、母親らの話を聞く塩崎恭久厚労相(右から2人目)。左端は民主党の山尾志桜里衆院議員=国会内で2016年3月9日午後2時45分、藤井太郎撮影

 保育園に入れなかった母親らが9日、国会内で塩崎恭久厚生労働相に保育園の整備加速や保育士の処遇改善などを求める2万7682人分の署名を手渡した。「保育園落ちた日本死ね!!!」と題したブログをきっかけにネット上の署名サイトで集まったもので、午前中の衆院厚生労働委員会で民主党の山尾志桜里議員が塩崎氏に署名を直接受け取るように求め、実現した。

 署名を渡した東京都渋谷区の女性は1歳2カ月の長男を抱きながら「認可、(東京都の独自制度の)認証、認可外保育所全て落ちた。今月末で育休が切れ、復職できないと退職せざるを得ない。いつかやる、ではなく、いつまでに何をどうするか明確にしてほしい」と訴えた。塩崎氏は「しっかりと受け止めたい」と応じた。

 これに先立つ衆院厚労委では、塩崎氏が山尾氏の質問に答え、入園選考で有利になるよう働き方を短時間からフルタイムに変えたり、保育園近くに引っ越したりするなどの「保活」の実態を調査することを表明した。

 塩崎氏は答弁で息子夫婦の保活の苦労にも触れ、認可保育園に入るまでの4カ月間は区外の認証保育園に月20万円近くかけて通ったことを紹介した。

 だが、5カ月の長男を連れているため委員会の傍聴が認められず、国会内で中継を見ていた東京都中央区の女性(35)は「20園問い合わせたりしたがダメだった。このままでは退職になる。入園でき、20万円払えるだけ恵まれている」と憤った。【阿部亮介、中村かさね】

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